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日本企業台湾進出支援-JAPNDESK
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【6 工業区】
Q6-1:台湾の工業区の概要について教えて下さい。


A:台湾の工業区には、一般工業区、輸出加工区、科学工業園区(サイエンスパーク)の3種類がある。一般工業区は、経済部工業局開発のもの、民間が開発したものとに分かれ、2005年9月現在、経済部工業局開発のものは台湾全土で65箇所ある。
また、輸出加工型経済の促進のため、1966年に世界で初の輸出加工区が高雄に設置された。その後、更なる台湾の産業構造の転換と共に輸出加工区の役割も変わり、現在では輸出企業による入居と言う制限は特になく、ハイテク産業の進出基地となっている。台湾には現在、楠梓、高雄、臨廣、台中、中港、屏東の6つの輸出加工園區がある。それぞれ多くのハイテク日系企業が入居しており、サイエンスパークへ部材や設備などの供給をしているところも多い。
この他、ハイテク産業の推進のために国家科技委員会がサイエンスパークを1980年に新竹に設立し、これにより新竹を中心としたハイテク産業の一大産業クラスターが形成された。その後、台中、台南にもサイエンスパークが設立され、やはり中部、南部の産業クラスターの中核地となっている。
また、2002年より行政院(内閣に相当)は環境保全科技計画を推進し、その一環として環保科技園区を設立している。現在、桃園と高雄に建設されており、第3、4の園区も現在建設中である。この環保科技園区は、リサイクル事業等環境保全関連事業のクラスターを形成することで、リサイクル資源の供給確保をねらう。また、入居する環境保全事業者には様々なインセンティブが用意されている。


政府管理の工業団地

輸出加工区
科学工業園区
一般工業区
環保園区
所在地 台中、中港、楠梓、高雄、小港、臨廣、屏東、成功、高雄軟体科技
新竹:
新竹基地、竹南基地
台南:
台南基地、高雄基地
台中:
台中基地、雲林基地、后里基地
台湾全土で68箇所 花蓮、高雄、桃園、台南の4箇所。(花蓮、台南は開発中)
目的 輸出加工促進からハイテク、高付加価値産業の推進に大きく目的を転換。
高度先進技術・工業技術研究開発促進の為のもの。
各工業区によって異なる。 環境保全産業の推進。
進出条件 最低資本金制度あり。他の工業区と異なり、倉庫や運輸など非製造業の入居も可能。 高度技術工業製品の製造及び研究開発に従事し、台湾の技術者を多数雇用、育成すること。
環境保全産業関連。
税制
生産に必要な輸入機械設備、原材料、部品、燃料等に対する関税、物品税、営業税が免除。
家屋税:輸出加工区内の事業が使用している工場は、営業用家屋税の3%が1.5%に軽減される。
工業区外と同じ。 工業区外と同じ。
行政手続 単一窓口制で企業活動に必要な諸般の行政手続が管理局窓口で手続き可能。 雲林科技、台南科技など一部の工業区では単一窓口性を採用。 単一窓口制で企業活動に必要な諸般の行政手続が管理局窓口で手続き可能。
入居形態 土地は賃貸。建物は標準工場付きの土地を賃貸するか、更地に自社の建物を建築するかの方法がある 土地の購入或いは賃貸。建物は標準工場或いは自社建物。 土地は賃貸。建物は標準工場付きの土地を賃貸するか、更地に自社の建物を建築するかの方法がある。
地代補助

一部の工業区で経済部工業局の789優遇制度の適用あり。
Q8-7をご参照。

地代に対して50%の補助、2011年までに。
インセンティブ

特定先進的な計画に対し生産や研究開発助成措置があり

特定先進的な計画に対し生産や研究開発助成措置があり

【工業団地の現状】
サイエンスパークのご紹介
輸出加工区のご紹介
一般工業団区(経済部工業団地)のご紹介
新規で入居可能な工業区一覧とその立地


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